スポーツと物理学
スポーツと物理学には非常に深い関係があります。
物理学?そんな「理系ヲタクの極み」みたいな科目とスポーツにどんな関係があるの?数式とかマジ無理。そんな声が聞こえてきそうですが、今回はスポーツと物理学の関係について説明していきたいと思います。
フィジカルスポーツの「フィジカル=物理的な」一般的によく言われているスポーツは、eスポーツやマインドスポーツと比較して、フィジカルスポーツと呼ばれます。以降フィジカルスポーツで統一します。さてここで「フィジカル Physical」の意味は何でしょうか?意味を調べるとこうあります。身体的・肉体的の他に物理的という意味があります。
要は、フィジカルスポーツは、物理的に身体を動かして、相手と競い合う行為を指します。確かに気持ちの部分が動きに影響を与えることは証明されていますが、気合と根性はメインではなく、あくまで物理的な動きを基に、競い合います。フィジカルスポーツは、体の動かし方による競技です。よって根本となる理論がある程度わかっていないと、行き当たりばったりになり、的確な応用が出来ません。
運動=モノの動き日本では特に「スポーツ=運動・体を動かすこと」とされることが多いです。ここで「運動」とは何でしょうか?調べるとこうあります。
【運動】
《名・ス自》
1.
(あちこちと)位置を変えて動くこと。
物体(質点)が時の経過と共に位置を移す物理現象。
軍隊がわが方の有利になろうと移り動くこと。
「迂回(うかい)―」
2.
健康や楽しみのために、体を動かすわざ、特にスポーツ。
要するに「運動」は第一義が物質の位置を移す、動かす現象自体を指します。第二義の身体を動かすよりも先に来ています。物理学の特に力学と呼ばれる分野では「〇〇運動」が多く出てきます。このことからも深い関係が見て取れます。
このスポーツ理論の基になるのが物理学の考え方です。物理学にも幾多の分野がありますが、特に力の関係を考える力学を重点的に学ぶべきでしょう。
よって闇雲にただ練習するだけ、よりも「どこがどうなっているから、こうするべき」と理解しながら行うほうが、より効率的で効果的なトレーニングを積むことが出来るでしょう。
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